スピン&エルロロ 原因と結果の法則。取り組むメリットとは?

連日ファクトリーにこもりながら粉だらけの毎日。
こういう時って仕事に集中していても、頭の中ではもう一人の自分がもう一つの考え事をしている。

『このボードをどう乗って欲しいか』  という思考。

いま7本のボードの作業を進めているけど、1つの作業毎に全てのオーダーシートを見るのね。 そのオーダーシートには

・スピン練習中!
・もうこの年になるとスピンとかしない(できない)のでターンを、、、
・ライディングはメンタルが重要なので信頼出来るボードが欲しい。

・南国のリーフポイントでしっかりしたテイクオフからエルロロを。

そんなお客様の熱い要望がびっしり書いてある。(なかには『おまかせ!』で埋められているものもあるけど(笑))

1日に数回、3日で数十回。そのロッドが作り終わるまでに100回以上繰り返されるこの確認作業。 こんな事を言うと不安がられるかもしれないけど、もともとボードを作りたいからシェイパーになった訳なのだけど、今は必ずしもそうは思っていないんだ。作りたいものは『安心』だったり『理解』だったり、何よりも一番は『お客様の変化=笑顔』なんです。その為の手段としてボードを作ってる。

なぜお客さまは2万円、4万円の市販ボードではなく、6万円、8万円の僕のカスタムを注文してくれたのか?
数ある他のカスタムブランドじゃなくて、ちょっとマイナー(だよね?)なロックウェイブを選んでくれたのか。

それって求めている『変化』という役割を僕に担って欲しいということ。その信頼出来るパートナーとして僕を選んでくれてるってことだよね。だからこの思考は当然の役割だと思っている。

なので

『お客様の求めるものが最高のボードです!』

そんなのダメ。50点。 

 だって『私にはどんなボードがいいですか?』って僕のところ来るんだからね。そのままじゃ足りないよね(笑)。
僕はボードで変わる事、ボードだけでは変わらない事を知ってる。

今日は繰り返しになるけどまたあえて伝えて行こうと思いますのでお付き合い下さい。

日本人ってやっぱりとても真面目な人種で、秩序と常識を重んじる傾向が強いよね。そんな日本人が好きでもあるけど、ボディボードライフアドバイザー岩波重之としてはちょっと物足りなく感じる事も多々あります。

バリにいるとオーストラリアからのサーファーが朝食の時間からビール飲みながらプールで騒いでて、そのビールが水の中に入っちゃってもそのまま気付かず飲んで笑ってたりするのを見る。日本人だとあまりそう言う人いないでしょ?(笑)

そして次に会うのが海の中だったりするのだけど、やっぱり凄いサーフィンするんですよ!遊び心がサーフィンを進化させちゃう感じ。

何の話しなのか分からなくならないように伝えるけど、今日お伝えしたいと思うのは『変化の方法を知る!』っていうことです。

さっきの秩序と常識に戻るけど、言いたいのは『教本通り』に取り組みすぎちゃってない?ってこと。

P2 目次
P3 道具について知ろう!
P4 基本姿勢
P5 ビーティング(バタ足)
P6 テイクオフ
P7 ボトムターン
P8 フォワードスピン
P9 リバーススピン

P10 エルロロ・・・

なんて書いてあると、その通りにやっちゃう。

いやいや。順序を守るのはまだいいよ。だって必要に応じて順序が決まってたりするんだからね。でも、

『ひとつひとつが実際に区切られている訳じゃない』というのが注意点! ってことが教本には書いていないんだ。だから上手く行かない。

え?ちょっと分かりにくい??

もう一度言うよ。

波選び〜テイクオフ〜レール入れる〜ボトムターン〜スピン〜ターン〜エルロロ

という『1本のライディング』は全て一連の動作であり、テイクオフが終わってからボトムターンがくる訳じゃないってこと。

さらにね。

その『1本のライディング』って言うのは テイクオフ〜レールワーク という基本の上に成り立っているという事。

ここまで言っておいて振り出しに戻っちゃうように感じるかもしれないけど、今日お伝えしたいのは『出来ない事もとにかくやってみる!』です。

 

あなた『なになに?基本が大事なの?それとも何でもいいからやるの?よく分からないな。。』

岩波『どっちも大切なんだよ。とにかく「何をやればいいのか分からない」っていうのが一番の問題なんだよ。』

あなた『あぁ、、それ私もよく思う事なんですけど、どういう時になってしまうんだろう。。』

岩波『それはね、日常のサーフで変化を生む為の「練習の工夫」が分からないから起こるんだよ。』

あなた『工夫?そんなこと考えてやってないですね。とにかくスピンを回ろうと頑張っていますが。』

岩波『で、回れなくて僕のところにアドバイスを求めてるんでしょ??(笑)』

あなた『そうなんです。。やっぱり何にどう取り組めばいいのかよく分かってないのかも。。教えてください。』

岩波『それはね、「原因と結果の法則」を考える事なんだよ。』

あなた『「原因と結果の法則」?何だかいきなり難しくなって来た。。。><』

岩波『簡単だよ。説明しますね!』

 

テイクオフ、ボトムターン、スピン。成功しないままになっている人、そこには『原因と結果の法則』が足りないのかもしれない。

結果(スピンやエルロロ)は原因(スピードやレールワーク)から生まれる

スピンが失敗した(という結果)⇒スピードが足りない、キッカケのターンがない、乗り込みが足りない(という原因)

エルロロができない(という結果)⇒スピードが足りない、レールが入っていない、ターンができていない(という原因) があるんだ。

じゃぁどうすればいいの??

大きな波を選んで、しっかりレールを入れる、乗り込んで足を引きずらないようにしっかり乗り込みをする(という原因)があると、結果としてスピードが出る。ただ「スピードだけ出そう!」と考えても出るものじゃない。

サイズのある波でスピードを出して、失速なくターンし、リップに当て込む(という原因)があるから、結果としてエルロロが成功する

エルロロ(結果)ができないならその原因に取り組まなければならない。

スピードが出ていて、ターンをした遠心力と乗り込んで重心を集める動作(という原因)があるから、結果としてスピンが回る。スピン(結果)ができないならその原因に取り組まなければならない。

まとめますね。

・結果だけを求めない事。
・結果には原因があると考える事。
・基本はレールだけ使ったライディングにあるという事。
・スピードはスピンにもエルロロにも必要な要素。

・全ては波に合わせる必要があるので、波の変化を感じ続ける事。

ページをめくるような(項目で区切るような)練習はもうやめて、トライしていることに必要な原因をいろいろ試せるように最初の1歩を踏み出してみませんか?

ロックウェイブシェイパー

岩波重之

追記:だからスピンはしない!とか決めすぎる必要もありません。いろいろやると基本も変化しますから。

そして、その原因の克服にはやっぱりスクールが有効です。 ロックウェイブのライダーは全てスクールを開催していますので、お近くの方はこの機会に夏の取り組みをはっきりさせてみるのがオススメですよ!

<スクール申込>

三輪浩加プロ(湘南) http://hirokamiwa.com
池田雄一プロ(宮崎) http://newwave-jp.net
後藤朝子プロ(仙台) http://www.mattys-surf.com
的本明プロ(宮崎)  http://profile.ameba.jp/kira-mato
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池田雄一プロのライディング講座『初めてのエルロロ』編

連日ブログが大盛況です!ありがとうございます!!

え?どのブログだって??
大盛況のブログは次の2投稿。まだ見ていない方は今すぐチェックしてくださいね!

>> 5/19日『え?スピンしないと上手になるの?』
>> 5/21日『三輪浩加プロのライディング講座「スピン〜エルロロ」編』

 

実はこのHOWTOシリーズは以前からやろうと思っていたんですよね。。この手の情報が絶対に足りていないのは分かっていたので。撮影までしていたり(笑)

たくさんの皆さんに活用していただきたいので、この機会に動画とブログで解説セットをもう一つ作ってみました。

 

ということでこの方に今日は登場していただきます!

池田雄一プロ from 宮崎 ニューウェーブでーす!

なんだか表情が冴えませんが大丈夫ですか?(笑)どうぞよろしくお願いします!

スクリーンショット 2015-05-23 17.11.43

 

スピンは見よう見まねでやっている人を多く見るのですが、エルロロって何から取組んでいいのか分からない方とても多いはず。だってやっている人あまり見ないし、『スピン出来た!』でその先諦めかけてる人も多いんじゃないかな。

 

今日はエルロロの最初歩。そう。初めてのエルロロを目指します!

対象者は


・エルロロこれからトライしたい!人

・エルロロまぐれで出来たことあるんだけど、それっきり出来なくて。。の人
・一応取組んでるんだけど、巻かれてばっかりでまだ出来ない。。の人

 

そんな方に焦点を絞って進めていこうと思います。でも皆さんに役に立つ情報なので一応読んでみてください(笑)

 

では参ります〜!

 

【その1 プルアウトをマスターする!】

プルアウトとは、波がブレイクするまえに波の裏側に降りるテクニックのこと。長く乗りたいんだけど波がなくなっちゃって波の裏側におろされちゃう(波においてかれる)時ってありますよね?あれを意識的にやるってこと。どうやるかというと??

ターンを続けるだけ!なんです。

 

この写真を見ればわかりますよね!今まさにテイクオフからターンをいるところですね。

このボードの向きくらいでターンをやめてしまう方がものすごく多いので声を大にして言いたいのですが

 

テイクオフからここまでは、降りてるだけの「簡単ターン」、ここからがリップに上っていく『必要ターン!』
『必要ターン』をマスターすることでスピンもエルロロも超変化しますよ!!!

 

ということで、この姿勢のまま見ているリップに向けて『必要ターン』をし続けてください。

スクリーンショット 2015-05-23 17.21.10

 

この時実際にはこんな景色が見えていますが、、、

いつもこの瞬間に、なんとなく右の山の方とか見ちゃってませんか???

ダメです!!!!!(キッパリ)

矢印の先端を見ていきましょう。するとこのグーフィーの場合だと左側の肘に体重が乗り続けます。そしてターンが続いて赤い進路の通り波を上っていきます。

スクリーンショット 2015-05-23 17.28.33

すると波から降りれてプルアウト成功〜!!!これが早めな段階でのプルアウトです。

 

ここまでいいでしょうか?次に参りますよ〜!

 

【その2 プルアウトをどんどん遅らせていく】

安全なプルアウトからスタートしますが、どんどんプルアウトのタイミングを遅らせていきましょう!

プルアウトを遅らせてるってことは、掘れた状態の波でプルアウトしていくってことです。
すると、丸くなだらかだった波の最上部が薄くとんがってきます。ショルダーという部位からリップに成長していくからですね。
「そろそろか?おおお〜〜〜!!!   ふぅ〜セーフ!」

なんて徐々にトライ(たまに遅れて巻かれちゃうけど)していくと、どんどんターンが出来るようになるとともに、自分が居る場所からリップへいくまでの時間が分かるようになってきます。これが分かってこないとタイミングの合わせようがないんです。
『おおおっ!!  うわ!あっぶね〜〜〜〜〜!!!』

なんてなってるときには、立派にリッピングしかけています。だってこのときボードのボトムに波のリップが当たっているわけですからね。写真をシークエンスでご覧ください。

ビューン!

スクリーンショット 2015-05-23 17.12.36

まだまだ〜!

スクリーンショット 2015-05-23 17.12.47

おおおっ!

スクリーンショット 2015-05-23 17.12.57

 

やばっ!!

スクリーンショット 2015-05-23 17.13.20

『あっぶねー!!』っていう感じ。

スクリーンショット 2015-05-23 17.13.43
ね!リッピングになってきてるでしょう??

話それますが、この状態でトップターン(ビーチに向けてリップでターン)するとローラーコースターになりますよ!

 

ここまできたらエルロロの下準備が出来たことになります。

 

【その3 回転動作を覚えていく】 

さっきまではターンを続けて波の裏側へ降りていましたが、ここから思い切って回転していきましょう。
でもここでもいいますが、何より重要なのは回転ではなくてリップに当たっているということですからね!回転と言い始めると途端にどこのリップにも当たってないのに、ただその場で勝手に回って『エルロロ出来た!』風な顔してる方が居ますけど、それちょっと違いますから!!エルロロはリッピング=リップに当たっていなきゃダメです!

最初の回転はきっと全然上手くいかないと思いますが気になさらず!この行程は少し数をこなして体が覚えなきゃダメです。陸トレでも効果ありますよ!壁沿い歩きながらのイメージや、壁にボード当てて回転する練習で『頭(景色)がぐるり』と回る感覚に慣れると良いでしょう。

 

回転動作を覚える間は力まず、その2で練習したリップとのタイミング合わせをよりギリギリにしていくイメージ。

上っていく『必要ターン』の姿勢、リップに当てた時に見える景色、肘に受けるリップの感触。

そうしたものを感じながら何度でも練習しましょう。

チェック項目としては

・当てる時にリップまだ見えてたら ⇒ まだリップに到達できていないです。ターンが遅い。
・『エルロロだ!』の瞬間から最後までずっと息が吸えず暗闇だったら ⇒ かなり自分の位置が低くて、リップに全く当たっていない可能性も。。
・景色は見えるけど、すぐ波の裏にポチャンと落ちる。。 ⇒ リップに当てるタイミングが早すぎます。もっと掘れたリップに向かいましょう。

 

そして今一度確認しますが、前回の『三輪浩加プロのスピン〜エルロロ』編で書きましたが、リップに当てる際に自分がリップに上らず腕だけ伸ばし、ボードだけリップに当ててる人がいますが、これは腕先でリップの力を吸収してしまい回転に繫がらないので何にも意味ないですからね!この画像思い出してください。(手書きで下手だけど言いたい事は分かると思います(笑))

写真 2015-05-21 20 50 19

 

大事なのは腰、肘でリップに当てて行くこと!腕だけ伸ばさなければならない状況ならそれは『ターンが遅れて間に合っていない』という事です。
さぁラストです!

 

【その4 えいっ!と力を入れる】

 

『リップリップリップどこだー??』

『あ、あそこか?ターンはまだか?』

『そろそろだ!せーのー!』

 

『ほい!』

 

ここまで力を入れるなと言ってきましたが、この撮影日に分かった事がありました。

 

「初心者の方はエルロロするのに背筋使って回転なんか出来ないんだから、身体能力を使ったエルロロじゃなくてリラックスしたままのエルロロを撮ろう!」

 

そんな話しの中で撮影をスタートしたのですが、トッププロの池田雄一が苦戦してるのがカメラのファインダーを通じてよく分かりました。そして案の定ビーチに上がってきます。

 

『すんません。。エルロロ出来ないです。。。』

 

まさかの事態。トッププロがリラックスしたままではエルロロが出来なかった!!!そしてそのあとオンボードカメラ(ライダー目線)の撮影で入った際に、池田プロと同様の感想を持ちました。そして帰りの車の中。

 

『エルロロは当てる時だけ えいっ! って力入れないと、リップの力を回転に出来ないね。』

 

という話しで意見が一致しました。なので、当てる瞬間だけは『えいっ!』って力を入れてください。半分しか回転しないで巻かれちゃっていた人は、ずっと力んでいたかもしれませんがそれもよくありません。肝心なのは『当てる瞬間』です!

 

当てる場所はしっかりみえているターン姿勢から『せ〜〜〜 の〜〜〜〜〜〜』の図
スクリーンショット 2015-05-23 17.40.15

 

この時の景色はこんな。
☆印が『えいっ!』のタイミングになります。

スクリーンショット 2015-05-24 11.26.41

 

まとめます!

 

・プルアウトをしっかりやろう!
・徐々にプルアウトのタイミングを遅らせて行こう!
・ギリギリのプルアウトが出来たら下準備完成!
・回転はまず力まずタイミングをよりシビアにあわせる感じで体に覚え込ませよう!
・最後の成功のカギはリップに当てる瞬間の『えいっ!』

これでエルロロが出来ます。

 

しかし!!!

 

これで出来るエルロロはトッププロがやっている『ビューン(ターン)』『バコーン!(当て込む)』『ドスーン(着水)』なんてエルロロではありません。こんなのじゃーないってことね!!
スクリーンショット 2015-05-23 17.07.03

今ブログを読んでいる方は

『つととと(ターン)』
『バチャッ(えいっ!)』
『バウンバウン(スープにもまれる)』
『プハー!(やっと出られた!)』

 

というエルロロの再初歩です。でもこれが最初に目指すエルロロで問題ありません!

 

テイクオフが上達して、レールが入るようになればスピードが上がります。
ターンが上達すればリップに向かうスピードも上がります。そこではじめて『バコーン!』という当て込みが出来るのです。

 

『グリン』と回って『モゾモゾ』っとスープから出てくる最初のエルロロを目指して頑張りましょう!

 

それではお待たせしました!
解説動画、何度でも出来るようになるまでご覧下さいね!

 

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先日リリースしました三輪浩加プロの『スピン〜エルロロ編』、ご覧になられていない方が今したら是非どうぞ!

 

今日もブログをご覧頂きありがとうございました!また機会があれば作ってみます^^/

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三輪浩加プロのライディング講座「スピン〜エルロロ」編

先日書いたブログ「え?スピンしないと上手になるの?」があまりに好評でビックリしました。写真やビデオは毎日のように見られるけど、解説が足りないから分からないことだらけなんですよね。

>>「え?スピンしないと上手になるの?」を読む

そして先日の仙台でお世話になった金子さんから映像が届く。「いや〜岩波さんのブログに感化されて(笑)」って。。ならば使わせていただくしかないじゃーないですか。

小波で良いライディングしている映像をとことん解説していきたいと思います。
解説動画はこのブログ最下部に貼ってありますので、是非ブログを読んでからご覧くださいね。

 

前回スピンしないと上手になるよ!とお話しした本意はというと

『レールワークを覚えなきゃ良いスピンもエルロロも何も出来ないのに、テイクオフの後すぐにスピンなんか練習始めちゃって、ただ回るだけのスピンに満足しちゃって、その先の上達の芽がなくなっちゃってる人が多いから、じゃーそんなならスピンなんかやめてターンだけしてたほうがよっぽどマシだよね!』ってことなんだけど長いね!!(笑)

だから、スピンをしたらいけないってことでも、エルロロだけやればいいってことでも、振り子のターンしかターンじゃないってことでもないんですよ。まずここまでいいですか??

仙台から送られてきたのは三輪浩加プロの腿サイズでの

テイクオフ〜スピン〜エルロロ〜エルロロ

というライディング。ね?スピンしていいでしょ??
でもどんなスピンならOK?エルロロとの関係は??

そこをとことんやってみましょう!

 

【その1  テイクオフをします】

テイクオフ編なんてのはまたの機会にするとして、ここで見てほしいのは

・テイクオフで三輪プロが見てる目線
・あらかじめレールが入ったボードの向き

です。なんとなくは進まないので長くなります(笑)
スクリーンショット 2015-05-21 17.41.47

 

【その2 ターンはしっかりと!】

みんなこのターンが出来ないんです。もういきなりできないの!この2枚目にいくまでにスピン始めちゃうからね。。このターンしないテイクオフならしない方がいいかもしれませんって言うほど大切なターンです。

・三輪プロの目線はどこかな?⇒スピンの位置を確認しています
・姿勢はどう?自分の乗り込みと比べてみて!

スクリーンショット 2015-05-21 17.42.06

 

【その3 ノーズが波側に向いてから乗り込む】

その2の写真で波と平行な向きまでターンをしていました。もうちょい!
ノーズが波に向いた(波と平行を超えた)瞬間に乗り込みましょう!

・乗り込み時の姿勢、膝までボードに乗り込んでいます。
・目線は?⇒やっぱり波を良く見ていますね!

スクリーンショット 2015-05-21 17.42.25

【 その4 回転姿勢と目線 】

回転は「スピード+ターン+乗り込み」で始まります。3つの要素のどれかが足りないと回転が遅くなったり、途中で止まったりします。三輪プロはもちろんすべて足りているので回転していますが、やはり大切なのは姿勢と目線です。

ボードの中央に重心があり、目線は出来る限り先の波を見ています。この後のライディングを常にイメージしているのですね。

スクリーンショット 2015-05-21 17.42.50

 

【その5 足は回りきってから戻す 】

ここまで回転したら足を下ろします。その4の写真くらいで足を戻して、スピン後半を戻した足を支点に回転する方も多く見られますが、これは良くないですよ。なぜならスピンしながらも、ボードは波を滑っているのに足をつけることで一気に失速することになります。この失速=回転になりますが、回転し終わった次からが変わってきてしまいます。

スクリーンショット 2015-05-21 17.43.30

 

【その6 回転終わればレールを入れる】

スピン回転のきっかけ作りのためにレールを入れてターンし、スピン回転のためにレールを抜きました。なのでスピンが終わればすぐにレールを入れましょう。そして次の目標に向かっていきます。目線をみてください。完全に【何か】を見ていますね(笑)

スクリーンショット 2015-05-21 17.43.40

 

【その7 リップになりそうなリップに向かってターン】

エルロロが後少しなのに出来ない方で多いのは、【リップに当てるタイミングが遅い】場合が多いです。

 

「あ!リップだ!エルロロだ!!」

 

なんてまさかそんな。。しかもまだボトムにいて?

これかなり遅いです!

 

自分が居る場所からリップにいくまでにも時間がかかります。波は止まりませんので、その間もどんどん育ちます。なので【リップになりそう?】という場所に向かってターンしていきます。目線、、、もう分かりますね!

スクリーンショット 2015-05-21 17.43.54

 

【その8 リップに上っていくライディング姿勢】

テイクオフからおりていくイメージは持っていても、波のリップに上っていくイメージが持ててない方多いのではないでしょうか。

角度のある波に上ってその上で回転しよう!それがエルロロ。

上る姿勢がターンと同じ姿勢のわけありませんよね。写真のように胸を反らせて【波の面に沿うようにライディングを続けていく】んです。

ここで頭が下がって肩に力が入ったままの姿勢だとかなりスプレーを出して失速してしまうので注意しましょう!

スクリーンショット 2015-05-21 17.44.06

 

【その9 リップに当たる時までライディング姿勢です!】

「あ!リップだ!」
「だめだ間に合わない!!」

『えいや!』←腕伸ばしてボードだけ差し出すかけ声

 

よーく見ます(笑)

 

腕は伸ばしたら【ダメ】です。だってね、

 

腕だけ伸ばす=体の位置は低い=エルロロ回転する時間がない

腕を伸ばす=リップに当たる力は腕先だけで吸収される=飛びだせない

からです。本当にダメです。三輪プロは基本姿勢のまま当てているので、ボードと垂直になっている肘から肩の骨を伝わって波の力が体を飛ばしてくれます。

分かりやすく言うと

ハイタッチを頭の上高い位置でやると、手先だけ「パチーン」ってなるでしょ?体には衝撃こないんですよ吸収しちゃうから。

写真 2015-05-21 20 50 19

 

エルロロも同じなんです。だから基本姿勢のまま当てにいきましょう。その分早めにターンが必要ですよ!

スクリーンショット 2015-05-21 17.44.22

 

【その10 ボードは波の上で回す】

これが出来ると最高です。水って重いんですよ。1メートル四方で1トンもある。バケツの水だけでも重いでしょ?エルロロでボードに水かぶっていたら回る訳ないんです。だから出来るだけタイミングよくリップに当てたい。水がかぶってないのが最高!こういう目線でこれからリップに当ててる写真とか見てみてくださいね!

スクリーンショット 2015-05-21 17.44.33

 

【その11 パワーゾーンを意識せよ】

パワーゾーンとは、乗れる範囲で一番力のある場所のこと。力がある=角度が急っていうのが分かりやすいでしょうか。この画像の瞬間ですが、先にフェイスが出来ていないので、ほんのちょっとレールを切り返してカットバックするんです。見逃しそうなターンなのですが、このレールワークは次のアクションを生み出します。

・先に先に〜って走っても何もないことが多いです

スクリーンショット 2015-05-21 17.44.55

 

 

【その12 リップを意識してベストなタイミングを目指す】

見てますねーリップ!

スクリーンショット 2015-05-21 17.45.24
リップしか頭にはないような。でもこれ正しいんです。

前回のブログ「え?スピンしないと上手くなるの?」では【スピンしたらターン練習しなくなるからスピンしなくて良いよ】っていうお話でした。

まだはっきりしない方も多いと思うんですが、一例として極端にお話しするとね。

 

エルロロが一番大事。エルロロしなくちゃいけないから、波が崩れる瞬間は必ずリップに到着していなくちゃいけないからね。少しでもいいタイミングでリップにいけるようにずっと考えていたいから。

スピンなんかよほど暇な時しか出来ないの。。。

 

そういうお話。「私の目標のスピンがそんな酷い扱われ方されて。。」って思うかもしれないけど、コンテスト出ている人なんかそろそろ気づいてほしいんです。

必死にスピンを4回しても3点とかってよくあるのに、テイクオフから大きなターンで加速して、ドンピシャのタイミングで特大エルロロ1発で10点満点!とかもあるんです。スピンどんなに良くても1回転して10点はないでしょうね。

すでにジャッジング(採点)でもリッピングに比重があるのは当然の話。

 

波乗り=波の動きに合わせてボードで走る

 

なのだけど、この「合わせて」ってつまりはパワーゾーンキープの意味。スピンって言う自分の欲を優先させて、リッピングのチャンス逃していたら良い波乗りにならないこと。

スピンをやるなっていうじゃなくて、『波乗り』を大切にしながらスピンも練習してほしいんですよ。

 

【その13 ライディングを仕上げる】

 

スクリーンショット 2015-05-21 17.45.47

スクリーンショット 2015-05-21 17.46.00

 

いいタイミングです。このタイミングのためにカットバックしてパワーゾーンをキープして、フェイス作って、レールセットして、リップへのターンして。その『下準備』が出来ているからこうして良いエルロロが決まるんですよね。

 

このブログもまとめましょう!

 

・波は常に動きます。しっかり見続けて後手後手にならないように。
・エルロロのタイミングを学ぶとターンが出来るようになります。
・当分エルロロがないな。。そこがスピンのタイミングです!
・パワーゾーン、レールワークの下準備があるからエルロロは回ります!(スピンもね!)

 

そうするとこのようにやり遂げた表情で1本の波を乗り終えることができます(笑)

 

スクリーンショット 2015-05-21 17.46.35

 

いかがでしたか?長くて読むの大変だったと思いますが、たまにはこうしたとことん解説もいいかと思っています。お付き合いいただきありがとうございました。少しでもお役に立てば幸いです!

 

撮影してくださいました仙台の金子様、ありがとうございました。
一緒に入ってくれた仙台のみんなにも、ありがとう〜!!

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では肝心の動画です!
何度でもこのブログと行ったり来たりしてご覧くださいね!

 

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