スピンしないと上手くなる?

おはようございます。朝から思いついた事がありブログ書いています。
まずはオーダーフェアのお礼から。

17日の日曜日で春のオーダーフェアが終了致しました。多くの皆様からオーダーを頂き嬉しく思っています。ここから順次心を込めて製作していきますので、到着まで今しばらくお待ち下さい!

さて、週末鵠沼の小波で遊びました。サイズは腿くらい。
もう連休もあけて冬眠から覚めたボディボーダーの方も見られるようになってきて、その日も周りで4名ほどが入っていたのですが、そこでどうしても気になる事が。。

今回のオーダーフェアでは、お客様から「これでもか!」というほどのヒヤリングをさせていただきました。

『ご自身で感じる今の問題点は?』
『今取り組んでいるライディングは?』

多くの方が『スピン』を含んだ回答をしていて、やっぱりみんなスピンが好きなんだな〜って感じていました。

一方で、同時に課題に上がったのは『エルロロがどうしても出来ない』というもの。

ここでエルロロとスピンを比べてみましょう。

A地点からテイクオフします。
高いリップから低いボトムへ向かいます。

写真 2015-05-19 7 07 15

エルロロをするには赤で示した、ターン後半が必要になってきますよね。
低いボトムから高いリップへ向かう訳です。
写真 2015-05-19 7 07 57

ここで早くも壁が立ちはだかります。

エルロロが出来ないと話してくれた皆さんの「出来ない」の内容は、『リップに当たらない』『リップまでたどり着けない』が多い理由でした。

これはどういう事かというと??

『リップへ向かう為のターンが出来ない』

ということなんです。

以下の図でボードの傾きを表してみました。ギザギザは『幅が広い』ほどボードが傾いている(レールが入っている)状態です。

写真 2015-05-19 7 08 39

これをみると、テイクオフからレールは入っていて、そこからボトムを回り込むときに一番深くレールが入ります。

テイクオフからレールは入っている。
入っているレールが徐々に深く入り(ボードが大きく傾き)ボトムを通過する。

その結果。

リップまでたどり着く事が出来る。

ということ。

ちょっとあまりに上手く書けなかったんだけど(笑)
これが『振り子のターン』ですね。

振り子のターン:テイクオフからリップまでを振り子のように走る均等なターンで、ライダー池田雄一プロ曰く、一番スピードのロスが無いターンだということ。

写真 2015-05-19 7 12 01

長くなったけど、ここでスピンを練習してる人、というより僕が鵠沼で見てとても気になったライディングを示してみました。

写真 2015-05-19 7 11 50

B地点からテイクオフして、高い場所から低いボトムに下りて行く途中で、、、

そのまま『レールを抜いて』スピンをしてしまうんです。

もう一度言います!

せっかくテイクオフしたのに、『いきなりレールを抜いて』『上から下に行く慣性だけ使ってスピン』をする。

高いところに行ける要素は一つもないので、回り終わってもボトムにいます。
そのまま上からリップが振って来てライディングが終わります。

このライディングを良い波でやったとしても?
100メートル乗れる最高の波でも1メートルしか使わないライディングになってしまう!

僕は思いました。

日本のボディボーダーがなかなか上達しない理由。

『スピンを練習するから』
『スピンが出来ると満足するから』
『リップの意識が足りないから』

これらは波が小さい日本だから成り立つ悪循環なのですが、小さい波でもリップを意識し、しっかりレールを使えるようなライディングが『カッコいい!』と気付いて欲しいなぁと思います。

ボディボードはレールを入れる方が抜くより圧倒的に難しい。
そしてエルロロはもちろん、みんなが目指しているはずのリップでかけるスピンもターンが必要なんです。

僕がスクールでよく言う例えは

レールワークはスポンジケーキ
スピンはデコレーションのクリームやイチゴです。

1本のライディングでおいしいケーキを作りたい。
でも多くの方がスポンジケーキを重要視しないで、おいしいスポンジケーキを焼こうとする前に、お皿にいきなりクリームとイチゴを盛りつけ始める。それではケーキにはならないんです。

スピンの練習やめたらライディング良くなった人たくさん知っています。
たいていスピンを再開すると元のレールワークが無いライディングに戻ってしまいます。

さぁ、みなさんはいつレールワークを身につけますか??

 

良いスピンをしたいなら、スピンの練習をやめる必要もある。
そんなお話でした。
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